MENU

​第1子【生後0週0日】呼吸しなかった我が子・新生児仮死の記録③

こまち

​ご訪問ありがとうございます!​沖縄で育児中の「こまち」です!
このブログでは、40代ママのリアルな子育てやハンドメイド、家計改善についてお届けしています。

​\ 私の詳しいプロフィールはこちら /
👉 [【初投稿】はじめまして!沖縄で子育て……の記事を読む]

​ ​\ 前回の内容 /
高熱、隔離、異常回旋と続けて起こったトラブルを乗り越えてようやく産まれてきたメイちゃん。
しかし呼吸をしていない状態だったため、産声を聞けないまま緊急搬送されてしまいました。
ひとり残された私は分娩台の上で… 

目次

誰もいない分娩室で

分娩後の処置がようやく終わり、先生が出ていったあと…

助産師

こまちさん、このあと2時間ほどここで安静にしていてくださいね。
なにかあったら、ナースコールで呼んでください。

そう言って助産師さんも出ていったので、さっきまでたくさんの人でいっぱいだった分娩室に、1人ポツンと取り残されるような感じになりました。

安静にさせる目的か電気も薄暗くなって、余計にさみしさが増しました。

薄暗い分娩台
※実際の写真を加工しています。
ほんの数分前まで全ての電気がこれでもか!と点いていたので、ギャップがすごかったです。
こまち

メイちゃんどうなったんだろう…

分娩台に横たわりながら、さっきまでメイちゃんが蘇生処置を受けていた場所をぼんやり眺めていました。

赤ちゃんの処置台
こちらも実際の写真を加工しています。
この角度からずっと、メイちゃんが蘇生処置を受けているのを見ていました。

緊急搬送されたあと、夫からの連絡がなかったので、搬送先の病院でどうなっているのかも分かりませんでした。
スマホで何かを検索できるような体力もなく、ただただ体を休めていました。

こまち

血見せないでって言ってたのにな…。

痛みに弱い私は血を見るだけでも気分が悪くなるので、事前にバースプランに“血のついた器具などが目に入らないようにしてください”と書いていましたが、メイちゃんの頭が出てくるあたりのタイミングで

助産師

もう少しですよ!

と拳をあげた助産師さんの手が、めちゃくちゃ血まみれだったことを思い出していました。
眼鏡を外していたのではっきり見えずぼんやりだったのが不幸中の幸いでしたが、見えた瞬間「やめてーーー!!」と心の中で絶叫していました😂

こまち

誰も来ないな…忘れられたのかな…

安静にしている2時間がとても長くて、孤独でした。時間がたって夫から着信がありました。

メイちゃんの入院手続きをこれからすること、搬送先の病院の先生から容態についてこれから話があるということで、ひとまず電話を切りました。

それからしばらくして、分娩室から入院部屋へ移動することになったのですが…。

検索してはいけない単語

助産師さんに支えてもらいながらどうにか分娩台から降り、温かいタオルで体を拭き、分娩着から入院着に着替えたわけですが…

助産師

自分で歩けそう?

こまち

すみません、動けません…

分娩台から降りるだけでも激痛すぎて、もはや1ミリも自力で歩ける気がしませんでした🤣

無理しないでいいよ、とのことで車イスで病室へ運んでもらったんですが、次はベッドに上れない😇

カメより遅い動きでどうにかベッドによじ登り、座ることができました。

本当は導尿の管をここで外すタイミングだったらしいのですが、

こまち

トイレ絶対に行けません

と伝えたら、そのままにしてもらえました。
個室だったのでベッドのすぐ隣がトイレだったんですが、そもそもベッドから降りること自体ができそうにありませんでした。多分無理してトイレに行ったら100%倒れてたと思います💦
大部屋かつ廊下にあるトイレまで歩いていける人って本当にすごい。
これが若い人と高齢出産の違いなのか…と強く感じました(笑)

そこから今後のスケジュール説明やら体調確認やらバタバタが続き…
落ち着いた頃にはもう消灯時間も過ぎていました。

朝から入院して、一度もご飯を食べていなかったんですが、不思議なことに全くお腹がすいていませんでした。
時間的にも遅すぎたので夕食も出されず(悲しい)、ひとまずなにも食べないのも危ないかなと思って、鞄に入れてたカロリーメイトを食べました。
個室のしーんとした空気がさみしくて、とりあえずテレビをつけてみました。でもなにひとつ頭に入ってこなくて、すぐに消してしまいました。

夫から電話があり、明日メイちゃんの搬送先へ病状説明を聞きに行けるか確認がありました。
私が歩けそうもないので、車イスを借りて行くこと、外出許可をもらう手順などを助産師さんと相談しました。

きっと夫はメイちゃんの現状について、私より先にいろいろ説明されているはず。

だけどメイちゃんがどうなったのか知りたい気持ちよりも、もし最悪の事態になっていたら自分の精神が崩壊してしまうという不安な気持ちが大きくて、結局その日は夫にこんなメールを送ってしまいました。

夫に送信したメール文面
夫が感情的にならず、ただ「わかった」と言ってくれたことがありがたかったです。

もし最悪の事態になっていたとしたら、ずっと聞かずにいたいと思ってしまった。
まだ何もわからないけど、もしかして自分が思ってるより実は深刻な状況じゃないってこともある?そう思って、スマホに手を伸ばしました。

「赤ちゃん 分娩 息してない」の検索窓

「新生児仮死」というワードがヒットしたので、詳しい説明を読んでみました。

新生児仮死(しんせいじかし)とは、赤ちゃんが生まれたときに十分な酸素や血液が行き渡らず、うまく呼吸ができない、泣かない、ぐったりして動かない状態のことです。お産の前後で一時的に酸欠になることが主な原因で、処置により多くは回復しますが、重症な場合は治療や経過観察が必要です。

ネットで調べていくと色々なことが書かれていて、新生児仮死でも問題ない、脳性まひになった、後遺症が残った、普通に育つ……なにが正解か分かりませんでした。

こまち

メイちゃんはどっちなの?

病院のコラムや新生児仮死がどんなものか説明してるホームページよりも、もっと実際の話を見てみたくて、さらに検索することにしました。

「新生児仮死 ブログ」の検索窓

検索結果をざっと見た瞬間、いやな予感がしました。

こまち

この先は、今の私が見たらだめだ。

病名などで検索している段階では、病院のコラムや知恵袋などのマイルドな情報にとどまっていたのですが、「ブログ」と入れただけで、とてもヘビーな現実を突きつけてきました。

だけど、その現実が自分の身に降りかかるとはどうしても信じたくなくて、スマホを見るのをすぐにやめました。

そして、こう決めました。

こまち

今の私がやるべきことを、きちんとしよう。それがメイちゃんのためになる。

・まずは休む。とにかく眠る。

・お水をたくさん飲む。

・ご飯をしっかり食べる。

・ネガティブなことを考えない。

・スマホで検索しない。

私は言霊というものを信じているので、自分からネガティブを呼び寄せることだけはしたくないと思いました。

そしてその日は、自分で決めた通りにすぐに眠りました。導尿がまだ抜けてないおかげで無駄に起きあがる必要がなく、ただ眠るだけでした。

メイちゃんのためにも早く自分の体を回復させて、すぐに動けるようになりたかった。

こまち

きっと普通の母親なら、ここで子供のことを思って泣いて眠れない夜を過ごすんだろう。
ここで子供の安否も聞かないで眠ろうとする自分は、絶対普通じゃない。

だけどこれが私の正解だとその時は思っていたし、数年後に振り返っても、やっぱり正解だったと思います。

そして次の日へ…。

こまちのつぶやき

こまち

メイちゃんが産まれた日のことだけで、すごく長く書いてしまいました😅
とても忘れっぽくて昨日の夕飯も思い出せない私ですが、数年経った今でも鮮明に思い出せるぐらい衝撃的な体験でした。
この時の私は悪いことを引き寄せたくない一心で、情報をシャットアウトする方向に走りましたが、結果的にそれが良かったんだと思えます。
そのことについてはまた次回以降に書いていきたいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次